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糖質制限で痩せないのはなぜ?女性に多い原因と対処法

この記事を読むのに必要な時間は約 17 分です。

糖質制限で痩せない原因

糖質制限で痩せないのはなぜ?

頑張っているのに思うようにダイエットの結果が出ないと、
焦って体に負担をかけたり、自暴自棄になって食べ過ぎたり・・・。

結局、糖質制限は痩せないんだ!とか、
自分には合っていないと思い込んで諦めてしまいがち(><)

でも、それではせっかくの努力も水の泡となってしまいます。

はとこ
はとこ

この記事では、『糖質制限で痩せないのはなぜ?』

そんな悩みにお答えするべく、

私の試行錯誤と実体験をもとに、

原因と対処法についてまとめています^^

糖質制限では痩せにくいかもしれないとお悩みの方に、
少しでも参考になれば幸いです。

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糖質制限で痩せないときの原因とは?

糖質制限で痩せないときの原因は、体質による個人差が大きく、
コレが正解!と実は安直にお答えできない難しい問題(-_-;)

たとえば、大食いタレントのギャル曽根さんみたいに、
いくら食べても太りにくい人もいれば(それはそれで別の問題がある気がしますが)、
そもそも食が細くて、もともと食べること自体に興味が薄い人もいますよね。

体質には、遺伝や食に対する興味などの影響もあるはずですが、
それよりも私の持論は、体は今まで食べてきたものでしか作られていないということ。

なので、片頭痛もアレルギーもおそらく食生活に問題があると思って、
30歳前後からいろいろな食事法を調べていました。

そこで糖質制限に出会って、いろいろな本を読み試してきた結果、
ある程度、糖質制限で痩せないという原因と対処法がわかってきたので、
私の体験談としてお話してみますね^^

自己流の糖質制限を改める

まず、糖質制限が本当に正しく実践できているかどうか、
自分のやり方を振り返ってみることがひとつ。

糖質制限の仕組みをもう1度おさらいしたほうがいいのは、
糖質制限が自己流になってしまっている人。

とくに、『糖質制限って主食を抜けばいいんだよね』と思っている人は、
主食以外から、思わぬ糖質を摂っている可能性も!

糖質制限の基本とは、あくまでも糖質の摂取を控える食事方法で、
1日の糖質量を130g以下に抑えることが必要。

糖質制限は、もともと糖尿病の治療方法として用いられてきたので、
アメリカの糖尿病学会もこの数字を定義として公表しています。

糖質を控える理由は、糖質をたくさん摂取するとインスリンも多く分泌されてしまい、
エネルギーとして使い切れなかった糖質が、
中性脂肪となって蓄えられてしまうから。

つまり、控えるべきは糖質であって主食だけでは不十分(^_^;)

主食を抜いて糖質を減らした気になっていても、
ほかの食事から意外に糖質を摂っていたなんてこと、実はよくある失敗例。

たとえば、おかずに肉じゃがや魚の煮付けを食べたり、
衣のたっぷりの天ぷらや調味料に焼肉のタレを使ったり、
おやつにバナナなどを食べていたら、
すぐに1日130gの糖質量を超えてしまいます。

心当たりのある人は、糖質の多い食材や調味料についてもう一度おさらいを!

食材など糖質量の把握は、こちらの記事からもできますよ(*^^*)

>>>糖質制限ダイエットで食べていいものとNG食材
>>>糖質制限は調味料にも注意!一覧にまとめて驚く糖質量の勘違い

飲み物に無頓着もNG

お酒が好きな人にとくに多いのが、ごはんは我慢できても、
仕事終わりのビールがやめられないなど、アルコールで糖質を摂ってしまう人。

アルコールはNGではないですが、ビールや日本酒は糖質が多いので、
控えなければいけない飲み物のひとつ。

また、飲み会などのお付き合いが多い人も、
お酒が入るとついついつまみを食べすぎてしまうこともあるので、
普段から外食が多い人は、メニュー選びも注意したいところ(´・ω・`)

そのほか、健康志向な人にときどきいらっしゃるのですが、
野菜ジュースや美容に良いドリンクなら飲んでもOKだと思っている人。

実は、野菜ジュースや美容ドリンクって、
意外と糖質が高くて糖質制限中は注意したい飲み物!

一時期大ブームになった『酵素ドリンク』も実は高糖質なんですよ。

栄養価が高いとされていても、糖質が多ければNG飲料なので、
糖質制限中は避けたい飲み物になってしまいます(><)

ほかには、仕事でもうひと頑張りしたいときに飲む、
エナジードリンクや栄養ドリンクも糖質が多いので、
飲む前に糖質量を確認してみると、ちょっとびっくりされるかも(^_^;)

お酒好きの人は、糖質の高いビールや日本酒は控えて、
糖質ゼロの発泡酒やハイボールやワインなどを適量に楽しむと、
きっと体重にも変化があると思います^^

飲み物の糖質量はこちらの記事でも確認できますよ♪

>>>糖質制限の飲み物のおすすめとNG飲料

カロリーを控えすぎて基礎代謝が低下

女性に多いのが長年のカロリー制限ダイエットの名残で、
必要な食事量すら食べずに糖質制限を続けてしまう人。

このタイプの人は、食べることに対して罪悪感があったり、
食欲を我慢することでダイエットしている実感が湧く人が多いかも。

糖質制限ダイエットを始めた当初、摂食障害も抱えていた私は、
正直食べることに不安を感じることもありました。

でも、糖質制限ダイエットを続けていくと、
きちんと食べて必要なカロリーを摂取しないと、
逆に痩せにくくなると身を持って実感(^_^;)

やはり考え方は改めていく必要がありましたね・・・。

基礎代謝や必要栄養素の計算式は、コチラでチェックしてみて下さい(*^^*)

>>>ダイエットのカロリー計算と必要な栄養素量は?

BMI値が25以下で肥満でない人

糖質制限ダイエットは、糖尿病の治療食として普及したので、
内臓脂肪の多いBMI値が25以上の人に効果的な減量方法。

つまり、私を含めてBMI値が25未満の人は、痩せる必要がないので、
なかなか体重が減らないのかもしれません。

糖質制限は早く痩せるともてはやされたこともあって、
そもそも肥満ではない人まで実践していることに、少々無理があるのかも(^_^;)

ただし、見た目が肥満でなくても内蔵脂肪はたっぷりという人もいるので、
一概に体重やBMI値だけでは判断できないところも・・・。

BMI値が25未満の人は、痩せるスピードにはあまりこだわらず、
太りにくい体をじっくりつくるという気持ちで、
気長に糖質制限に取り組むほうが良いと思います。

皮下脂肪の多いタイプは運動も

また、内臓脂肪の多いリンゴ型肥満タイプよりも、
皮下脂肪が多い洋ナシ型肥満タイプの人は、
糖質制限ダイエットで痩せるには、ある程度の時間が必要かも。

これは、私自身が2年以上糖質制限ダイエットを続ける中で、
実はかなり悩んできたことでもあります。

悩んだ末にあれこれやってみましたが、
運動を少し日常生活に取り入れてみると、
意外と体がスッキリすることがわかってきたんですよね^^

運動といっても、ハードなトレーニングを毎日する必要はなく、
むしろ運動すること/で食べすぎてしまうなら元も子もありません(^_^;)

私の場合は、ストレッチのようなものを週3日ほど続けると、
体重に変化はなくても、なぜかからだは引き締まった実感が!

どんな運動でも続けやすいものがよいと思いますが、
私はベストセラーになった佐久間健一氏の『体幹リセットダイエット』を実践して、
無理せず下半身がスッキリ!!

実は1回目はうまく実践できずに、効果を全く感じられなかったんですが、
めげずに2回目の再チャレンジでうれしい効果を実感♬

『体幹リセットダイエット』の実践ポイントは、
ひとつひとつの動きが、体のどの部分に負荷がかかっているか、
しっかり感じ取るようにすること。

これだけでO脚ぎみの足も随分と真っ直ぐになり、
膝が前を向き、歩きぐせも改善できたので、おすすめしたいですね(*^^*)

倹約遺伝子を持っている

とてもレアなケースで女性に多いとされるのが、倹約遺伝子をもっている人。

倹約遺伝子については、別ページにも記載してありますので、
気になる方はそちらの記事もご覧ください^^

>>>日本人はもともと太りやすい!?

倹約遺伝子を持つ人は、低エネルギーで生存できる体質を持っているので、
飢餓状態になれば優位なのですが、
残念ながら、現代ではまずそんな事態にはなりませんよね(^_^;)

日本人にも比較的多いといわれ、
脂肪をためやすく消費しにくい体質になるので、
生活が安定している現代社会では肥満に繋がりやすいんですね。

なので、どうしても糖質制限だけは痩せない場合もあり、
本来はカロリーをあまり気にしない糖質制限ダイエットでも、
カロリー制限を考えながら食事をする必要が出てきます。

倹約遺伝子について確認されたい場合は、
β3アドレナリン受容体遺伝子によって調べることが可能なので、
自宅でもできる遺伝子検査キットも活用できると思います。

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タンパク質の摂取が対処法のカギ

私がかつてそうだったように、日本人はダイエットへの関心が強いので、
体作りをしている成長期からダイエットしてしまう場合も多いです。

しかも、その場合はカロリーを抑えることが最優先になるので、
どうしても体に必要なタンパク質が不足しがちに。

これまで必要以上に食事を控えたダイエットに心当たりのある人は、
タンパク質を中心にしっかり食べるようにしてみるといいですよ。

でも、そんなにタンパク質が食べられないという人は、
プロテインを活用するのもひとつの方法。

プロテインは動物性のものが吸収率もよくておすすめ♪

私は藤川先生の書籍でも紹介されていた、
ホエイプロテインピュアアイソレート プレーンビーレジェンド WPCプロテイン
2:1くらいの割合でブレンドしてから、
さらにビタミンCパウダーを小さじ半分ほどを加えて飲んでいます。

ちょっと甘いものが恋しいという人は、
1:1の割合でブレンドする方がいいかもしれません。

MCTオイルを少し加えると腹持ちもアップして、
まろやかで美味しくなるので、甘いものが食べたいときや
小腹がすいたときはぜひ試してみて下さいね。

チーズとナッツは食べ過ぎない

糖質制限ダイエットをしていると、
タンパク質をお腹いっぱい食べているのに、
なんだかちょっと物足りないという日もあったりします。

タンパク質は満腹感が出るまで時間がかかるので、
やはりゆっくり食事をすることは大切。

それでも満たされないというときは、
チーズやナッツを食べたりするのですが、
このチーズとナッツの食べすぎは要注意!

糖質制限を始めた当初は、
甘いものへの依存から脱却する助っ人になってくれるので、
大活躍してくれるのがチーズとナッツ。

でも、チーズとナッツの食べ過ぎも徐々に改めていかないと、
次第に痩せなくなる原因になってしまうかも。

というのも、私はチーズとナッツにをわりと頼っていて、
日によっては制限なく食べてしまって、気分が悪くなることも(^_^;)

そんなとき水野先生のブロクを再読していて、
『痩せない人は乳製品を3週間やめてみると痩せる人が多い』という記事を読んで、
ハッとしてすぐに実践してみました。

すると、かなりチーズに依存していたらしく、
やめるのがつらくてつらくてなかなかやめられず・・・。

それでもなんとか毎日食べていたチーズを週2日程度まで減らしたところ、
今まで減ってくれなかった体重が動き出したんです!

ナッツも栄養価は高いのですが、種類によっては糖質が高いですし、
やはり際限なく食べるのはよくありませんよね・・・。

そこで、チーズと同様に依存するのをきっぱりやめたところ、
食べたいと次第に思わなくなり、
ナッツの食べ過ぎで気分が悪くなることはなくなりました(^_^;)

チーズとナッツを減らすコツは、とにかく買い置きをやめること!

私はどうしても食べたくなったら、
割高でもコンビニなどで少量を購入するようにして、
買うのやめようかな~と脳に意識させるようにしました。

そこで、もったいないからと大袋買いに戻すと、
元の木阿弥になるので、そこはご注意下さい^^

糖質制限を正しく実践しても痩せない場合

こんな私の体験からいうと、糖質制限で痩せにくいという判断は、
正しい糖質制限をしていることが大前提ですが、
水抜け後、3週間してもあまり体重が減らないなと感じたら、
痩せにくいタイプだと疑ってみていいと考えています。

糖質制限の第一人者のひとりである江部康二先生のブロクにも、
糖質制限で痩せにくい人からの相談がいくつかあり、
その悩みについてのお話も参考になりますね。

>>>ドクター江部の糖尿病徒然日記:肥満、糖質制限食でもやせない、なぜ?

どうしても痩せにくいとお悩みの人の中には、
皮下脂肪の多い人や倹約遺伝子を持っている人も考えられますが、
もしかすると、若い頃から何度もダイエットを繰り返している人もいるのでは?

このタイプの人は、見た目はぽっちゃりでも
からだの中身はしっかり作られていないことが多いのだとか。

そんな人を最近では、質的栄養失調もしくは新型栄養失調と呼ぶこともあり、
私もこの質的栄養失調のひとりなんですよね・・・。

痩せにくい人は質的栄養失調かも?

実は、若い頃から何度もダイエット繰り返してきた人は、
体が必要としていた時期に十分な栄養素を摂取しなかったせいで、
体の中身がきちんと作られていないことが多いんですね。

なので、いきなり糖質制限ダイエットをはじめて、
体に必要な栄養素をしっかり摂るようになっても、
うまく処理することができない場合があるんです(T_T)

つまり、糖質をカットしてもエネルギー代謝がうまくいかず、
停滞してしまうことが痩せない原因のひとつ。

そんな人は、焦らずにまず体をしっかり作る準備をすることが大切

そんな人は、私を含めてタンパク質が不足していることが多いです。

タンパク質は筋肉を作るイメージが強いと思いますが、
実はタンパク質は筋肉だけでなく、体の組織全てに影響を及ぼすもの。

私はマクロビオティックを長年実践していたり、
パンやお菓子が大好きだったこともあって、圧倒的にタンパク質不足の体でした。

というのもタンパク質をたくさん食べるようになって、
髪の毛や皮膚が見違えるように蘇ってきたから!

お肉が苦手で量が食べられない人は、プロテインやサプリメントを摂取して、
体を作っていくのも有効なんですよ。

私は、このあたりの内容を藤川徳美先生の書籍や
金森式断糖高脂質ダイエットの書籍で勉強しましたが、
ちょっと専門的な内容になりますね・・・。

糖質制限ダイエットでは、カロリーをあまり意識しないはずなのに、
このタイプの人はカロリー制限も考えなければならず、
同じ糖質制限をしているのに、ちょっと損した気分になることも。

それでも、体質なので仕方ないと割り切って、
からだづくりの一環として糖質制限を気長に続けていくと、
緩やかにですが体重減少はしていけるというのが、私の体験談です^^

糖質制限を諦めてしまうのはカンタンですが、
ダイエット以外のメリットも多いので、私は少しもったいない気がしています。

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この記事を書いた人
脱糖ダイエットの案内人
はとこ

はじめまして。
料理と読書とダイエットが趣味、はとこと申します(*´ェ`*)

これまで試したダイエットは数知れず。
成功とリバウンドを繰り返し、過去には-18kgを達成するも、のめり込みすぎて摂食障害に・・・。

40代で糖質制限ダイエットに出会い、アレルギー体質が改善♪

現在は痩せるよりも太らないをテーマに試行錯誤の日々を発信中です(^^)/

詳しい運営者情報はこちらからご確認いただけます。
https://dattolife.jp/shikakusyutoku/

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