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糖質制限の飲み物でおすすめを選ぶとき、
味覚だけを頼りにすのるは危険です。
口にして甘いと感じる飲み物は、糖質量が高く血糖値をあげるので、
糖質制限中は、誰もすすんで選んだりしませんよね。
ただし、血糖値が上がらない人工甘味料入りの飲み物なら、
低カロリーだから問題ないと、頻繁に飲んでしまう人がいるかも(^_^;)
実は、ゼロカロリーやノンカロリー飲料にも、
問題が全くないわけではないので、糖質が少なくても注意は必要。
糖質制限の飲み物のおすすめを選ぶには、
カロリーよりも糖質量と甘味料の種類にも気をつけてくださいね^^
糖質制限の飲み物のおすすめ
糖質制限で飲み物のおすすめを尋ねられたら、
ミネラルウォター、炭酸水、無糖紅茶、烏龍茶をピックアップ。
・・・・・、えっ、なにそれ。
全然、意外性なくてフツーじゃん!
ですよね~m(_ _)m
でも、糖質制限をしていなくても、
一般的にこの4つは健康的な飲み物ではないかと・・・。
とくに、私がおすすめする理由は、
200ml(だいたいコップ1杯)あたりの糖質量が、
0.2g以下という超低糖質なところにありますね。
また、ほかの飲み物の糖質量が知りたい場合、
書店で販売されている糖質量ハンドブックのほか、
文部科学省のデータベースでも検索できます。
ただし、糖質は炭水化物として表示されるので、
おおよその糖質量しかわかりません(・_・;)
コーヒーよりも無糖紅茶
無糖紅茶(ストレートティー)は、
紅茶をホットで飲む人にはなじみが深いかもしれませんが、
アイスティーが好きという人には、意外となじみがない飲み物かも。
というのも、これまでペットボトルで販売されていた紅茶は、
ほとんど加糖タイプのものだったんですね。
最近になってようやく、糖質制限で無糖紅茶が注目されてきたせいか、
無糖タイプの紅茶のペットボトルが販売されるようになりました\(^o^)/
実は、無糖紅茶はブラックコーヒーよりも圧倒的に糖質量が少ないので、
コーヒー派の人にも密かにおすすめしたい飲み物。
無糖紅茶に生クリームを投入して、ペットボトルに入れて持ち歩けば、
小腹が減ったときのサポートドリンクとしても活躍してくれますよ♪
また、紅茶のほかには、ほのかな甘味のあるルイボスティーもおすすめです。
ハーブティーでリラックス
リラックスしたい時や、ちょっと気分を変えたいとき、
メンタルが沈んでしまった時は、ゆっくりハーブティーを飲むのもおすすめ。
でも、ハーブティーを飲むときに、甘みをプラスしてはだめですよ^^
なるべく香りとともにストレートをゆっくり味わうのが一番。
私は、カモミールティーやローズヒップティーがお気に入りで、
夜のリラックスタイムに飲むことが多いですが、
最近は、口の中がスッキリするので、
食後にペパーミントティーを飲むのもハマっています。
烏龍茶にも同じスッキリ効果を感じますが、
烏龍茶は油分の吸収を抑えることも期待できます(´∀`*)
しかも、苦味があって口の中がさっぱりするので、
食事中に飲むのがよいかもしれません。
ソフトドリンクとアルコール類の糖質量
糖質制限中でも糖質量が少なければ、アルコール類は飲んでよいので、
お酒が好きな人にとってはうれしいポイント♪
ちなみに、私は飲めない体質なのでいつも残念に感じます。
一般的なものばかりですが、
下記に糖質制限の飲み物のおすすめをまとめましたので、
糖質制限中の飲み物を選ぶときの参考になさってください。
ソフトドリンク類の糖質量
ミネラルウォター 200mlあたり0g
炭酸水 200mlあたり0g
無糖紅茶 200mlあたり0.2g
烏龍茶 200mlあたり0.2g
玄米茶 200mlあたり0g
緑茶 200mlあたり0.4g
麦茶 200mlあたり0.6g
ブレンドコーヒー 200mlあたり1.4g
アイスコーヒー 200mlあたり1.4g
実は無糖コーヒーでも糖質があるんです(@_@;)
アルコール類の糖質量
焼酎 200mlあたり10.0g
ハイボール 200mlあたり10.0g
ウーロンハイ 200mlあたり10.0g
ウィスキー 200mlあたり10.0g
ブランデー 200mlあたり10.0g
泡盛 50mlあたり0g
赤ワイン 110mlあたり1.7g
白ワイン 110mlあたり2.2g
シャンパン 100mlあたり2.2g
一般的なものばかりですが、
糖質制限中の飲み物を選ぶときの参考にされてください。
実は糖質が多い!避けたいNG飲料
これは誰でもおわかりかと思いますが、
加糖された飲み物は、糖質制限中は避けたほうが賢明。
ただし、避けたいNG飲料には、意外な盲点もあったりします。
たとえば、果汁100%のジュースや野菜ジュースは健康的だとか、
美容ドリンクや酵素ドリンクならお肌にいいよねとか、
マイルールを作ってしまう人も(^_^;)
もうひと頑張りしたいときに、
エナジードリンクや栄養ドリンクなら飲んでいいと思っている人も、
成分表示で一度糖質量を確認してみてくださいね。
エナジードリンクや栄養ドリンクって、
糖質量は結構高いから要注意!
ジュースの糖質量は多すぎる
一般的なジュース類、清涼飲料水や炭酸飲料で換算すると、
糖質量は200mlあたり20.0g前後にもなるんですよ!!
スポーツドリンクも糖質量は、200mlあたり10.0gあるので要注意。
では、フレッシュジュースはどうなのか?という疑問については、
果物の糖質量を考えると、私は控えたほうが良いと思っています。
しかも、果物をフレッシュジュースにして飲むとなると、
そのまま果物を食べるよりも、ジュースにする分、
必然的に量を多くとってしまいますよね。
それでも、どうしてもフレッシュジュースが飲みたい果物好きさんは、
たまのご褒美と考えるほうが良いでしょう(。・_・。)
また、カロリーゼロのジュース類なら大丈夫なのか?
という疑問も当然あるかと思いますが、
カロリーゼロでも甘く感じるものは、なるべく避けたほうが無難です。
血糖値が上がらない飲み物なら大丈夫?
たしかに、カロリーゼロでも血糖値が上がらない甘味料はあるのですが、
脳が甘いと感じている以上は、
頼りすぎると糖質依存から抜け出すのが遅くなる可能性も。
とくに、飲み物のような液体状の糖類は、血中に吸収される時間も短く、
体内に入るとすぐに血糖値が上昇するので、
食事で摂取するよりも注意したほうが良いのです。
牛乳はOKなの?
次に、コーヒーショップやコンビニで人気の〇〇ラテや△△オレですが、
加糖されていれば論外で、ノンシュガーで飲むとしても、
成分の牛乳には、乳糖という糖質が含まれているんですね。
メーカーによって多少の差があるとしても、
だいたい糖質量は200mlあたり7.0~10.0g程度。
ノンシュガーラテでも一日2杯も飲むと、
厳しい糖質制限では、すぐに糖質量オーバーになるかも。
ラテが好きな人は、1日1杯程度にとどめて、
飲み物選びの落とし穴にはまらないようにご注意ください。
野菜ジュースはNG
そのほか、野菜ジュースなら栄養価が高いからと思って、
野菜を食べる代わりにしばしば飲んでいるという人がいたら、
逆に糖質過多に陥って要注意かもしれません。
野菜ジュースは意外にも糖質量が多く、
紙パック1本あたりの糖質量がなんと
10.0gを超えてしまうものがほとんどですよ!
しかも、割とゴクゴク飲めるので、糖質制限中では控える方が無難です。
ブラックコーヒーにも糖質あり!
糖質制限を始めるまで、コーヒーを飲まないなんて無理。
そのくらいコーヒー好きだった私ですが、
独学でいろいろ調べていくと、
ブラックコーヒーにも糖質があるということを知って大ショック!
コーヒー好きは飲みすぎに注意
なんと、ブラックコーヒー1杯(200ml)あたり、
1.4gも糖質を含んでいたんです!!
ちょっと待って、なんで!?
甘くないブラックコーヒーだよ?
糖質があるって一体どういうことなの?
こんな風に、まさか!
とびっくりされた人も多いのではないでしょうか。
私もこの事実を知ったときの衝撃たるや忘れもしません。
一瞬頭が真っ白になるくらい相当なものでしたよ・・・。
1杯たかが1.4gと思われるかもしれませんが、
コーヒーが好きな人って、1日に何杯も飲む人が多いですよね。
なので、私のように1日に6杯も飲めば、
すぐに糖質量が10gになってしまいます(~_~;)
糖質制限中でブラックコーヒーをよく飲む人は、
1日2杯までなど飲む量を決めたほうがよいです。
糖質制限のおすすめの飲み物のまとめ
甘い飲み物に慣れている人は、
甘くない飲み物ばかり飲むのが物足りないと感じて、
最初は満足できないかもしれません。
それでも、嗜好は習慣化で変えることができますから、
物足りなさをぐっとこらえて、しばらく続けてみてください。
私の実家は、甘い飲み物を飲む習慣がなかったので、
私も子どもの頃からジュースなど飲む習慣がなく、
今考えると、それほど飲みたいとも思いませんでした。
環境は恐るべしですが、飲まないことを続けていれば、
自然と飲みたくなくなるので不思議なものです。
まずは、しばらく甘いものは飲まないと決めて、
嗜好を変化させてみてくださいね^^