食欲のコントロールの方法が、もし明確に解明されていたら、
ダイエットでこんなに苦労する人はいないかもしれません。
そのくらい食欲をコントロールできないことって、
ダイエットしたい人ほど多いもの(+_+)
簡単に楽して痩せる方法は、誰でも今すぐ知りたい情報かもしれませんが、
副作用もあり、安易にサプリや薬に頼る方法はおすすめできません！
実は、食欲とは我慢する意志の強い弱いだけでなく、
むしろ脳やホルモンや栄養不足が影響しているので、生活習慣の見直しは必須。
なるべくストレスを減らして、睡眠不足を解消することも有効なんですよ。
食欲のコントロールの方法ってあるの？
食欲がコントロールできないのは、意志の弱さのせいだと、
簡単に切り捨てるのは、現在ではすでに間違った考え方。
肥満の人は自己管理ができてないと、以前は偏見の目で見られがちでした。
ところが、最近では食欲をコントロールできない原因が、
個人の意思だけでないことも解明されてきたんです。
脳が食欲を促すのはホルモンも影響
食べてはいけない！我慢しなくちゃと考えることによって、
ストレスが発生して、脳は太りやすくなるホルモンの分泌を増加させます。
また、多忙や不安などから生活習慣が乱れて、
睡眠不足になることでも食欲の増加に影響があるとか！
食欲をコントロールするには、
精神的な安定や十分な睡眠を心がけることも大切。
食欲と脳とホルモンの関係について、もっと詳しく知りたい人は、
脱糖ライフでなるべくわかりやすく解説しています＾＾
薬やサプリがおすすめできないのはなぜ？
食欲をコントロールする薬、いわゆる『食欲抑制剤』は、
ダイエットする人にとっては、夢のような特効薬に感じるかも。
ところが、日本で保険適用ができる食欲抑制剤は、
厚生労働省が認可した『サノレックス』という薬だけ。
日本では、まだ一般向けに販売することができないので、
代わりにサプリなどが次々と開発されることに( ･ั﹏･ั)
ところが、食欲抑制剤を購入するには抜け道があり、
飲み続けると落とし穴にハマってしまうこともあるので要注意！
詳しく知りたい方はこちらの記事からどうぞ。
＞＞＞食欲抑制剤の市販はある？個人輸入のおすすめも知りたい人へ
睡眠不足と夜型人間の食欲
人間には朝型人間と夜型人間といわれる時間軸を持つタイプが存在。
一般的には若い人ほど夜型人間が多く、
高齢になるに連れて朝型になる人も多いとわれていますね。
とくに、夜型人間の場合は夜中に食事することが多く、
脂肪を溜め込みやすい生活習慣。
同じように、朝ごはんを食べるほうが太りにくいといった研究結果や
朝ごはんを食べないときより、睡眠が深くなるというデータもあるんだとか。
食事の時間帯によって、太りやすくなることもわかってきたので、
なるべく朝型人間になることを習慣化する方法も有効かもしれません。
瞑想や心理的対策とストレス発散は有効？
食欲にはストレスが影響しているとはお伝えしましたが、
ストレスは個人の性格によってためやすい人と
こまめに発散するのが上手い人がいます。
私は完全にためこみやすいタイプで、
たまりたまったストレスがある日突然大爆発・・・、なんてことも(・_・;)
なので、自分自身をよく知ることで、
ストレスと上手に付き合う方法を見つけることは大切。
現代社会ではストレスはおそらくなくなりませんので、
減らすというよりうまく付き合うことを考えたほうが得策ですよ。
糖質依存から脱却する
私の経験からして、糖質の依存度は想像を遥かに超えていて、
完全に糖質を断ち切るにはかなりの労力を必要としました。
しかし、一度糖質を断ち切ると驚くほど体が軽くなることも体験し、
もう糖質に振り回される生活に戻りたくないと思うほど。
実は、糖質は即効性のあるエネルギー源ですが、
食べれば食べるほど欲しくなるという、高い依存性ある栄養素。
いわゆる摂食障害も、こころの病気という以前に、
糖質依存が根本の原因という見解もあるのです。
しかも、丼飯やパンや麺類だけでランチを済ませたあとは、
猛烈な眠気を感じてしまう原因のひとつになりえます。
糖質をかなり減らすと、男性は午後からの眠気に悩まされることが減り、
女性ならお腹が空いてないのに食べたい！という
ニセの食欲に振り回されなくなると実感できるはずです。
とくに、甘いものに目がない人にこそ試してほしいのですが、
糖質を断ち切ると驚くほど甘いものに興味がなくなります。
あんなにパンや洋菓子が大好きだった私が、
今ではパンやケーキも食べず、お店にすら立ち寄ろうとせず、
家族は本当に不思議に思っているそうです。
なので、私は自分の実体験からも、
糖質制限で糖質を減らすことは、食欲をコントロールする上で、
重要なポイントであるとすら考えています。
食欲のコントロールについてのまとめ
食欲をコントロールすることができれば、
ダイエットが成功するというのは、ある程度は正しいかもしれません。
ただし、食欲のコントロールを自分の意志や気持ちだけに頼ると、
うまくいかないときに自分を責め続けてしまいます。
食欲がコントロールできなくて自己否定を続けると、
自暴自棄になって暴飲暴食したり、ダイエット前よりさらに太ったり、
最悪は私のように摂食障害になったりして、
むしろ良くない結果をもたらすことにもなりかねません。
食欲をコントロールできるようになるためには、
いろいろなことが関係しているので、
決して自分自身を責めすぎないようにしてあげることも大切。
食欲をコントロールできないとお悩みなら、
脱糖ライフで食欲のコントロールの方法についての記事を読んで、
ぜひ知識を深めてみてくださいね。
