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食べてないのに太る気がする?低カロリー食だけでは痩せない

この記事を読むのに必要な時間は約 13 分です。

食べてないのに太るのはなぜ? 間違いだらけのダイエット

食べてないのに太ると感じるのはなぜなのでしょうか?

ダイエットをしていると、体重が減らずになぜか増えることもあり、
頑張っているのに落ち込むことってありますよね(´ε`;)

食事を減らしたり運動したりして食べた分を消費すれば、
若い頃はすぐに元に戻っていた体重も、若さゆえの新陳代謝のおかげ。

中年になってくると低カロリーな食事にしても体重は減らず、
なるべく食べすぎないように気をつけても、
痩せるどころか太るような気さえしてきます(^_^;)

この記事は、食べてないのに太るとお悩みの方に
ダイエット成功のきっかけづくりとして参考にしていただければ幸いです。

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食べないダイエットは長続きしない

ダイエットと聞くと、ほとんどの人は食事を我慢することと思うかもしれません。

でも、これって体重を減らすことだけにフォーカスした考え方。

さらに、ダイエット=我慢と思っている時点で、
脳がストレスを感じて痩せにくくなっています(@_@)

なぜかというと、一時的に食事を我慢して体重を減らしても、
食生活や生活習慣などを改善してなければ、
痩せた後、その体重を維持することが難しくなってしまうから。

ボクサーなど短期間で体重のコントロールが必要な人は別ですが、
ダイエットを短期戦で捉えるのは、かえってリバウンドを招くだけ。

また、我慢することでストレスモルモンが過剰分泌されてしまい、
ダイエットが悪循環に陥りやすくなっていきます!

せっかく痩せても元に戻ってしまったら、
ダイエットを頑張った意味がありませんよね(^_^;)

低カロリー食品ならお腹いっぱい食べてもいい?

低カロリー食品ならお腹いっぱい食べてもいいという考え方も、
ダイエット中のたまのことなら問題ないかもしれません。

だって、ダイエットって長期戦ですし、
うまくいかなくてくじけそうになることも多いですもんね。

だからといって、毎日低カロリー食品だけでお腹いっぱいになっていたら、
結局のところ体に必要な栄養素は不足したまま。

カロリーを抑えつつ、一時的に食欲を満たすことはできても、
お腹いっぱいになるまで食べるという習慣は、改められていません。

痩せるためにはとにかくカロリーの低いものを食べなくちゃ!
そんな考えの人は、ダイエットが間違った方向に進みがち。

私も20歳前に-18kgの減量に成功したときは、
低カロリーのところてんを大量に食べて痩せたので、
必要な栄養素など十分摂取しておらず、結局は摂食障害で苦しむことに。

ここで、念のため誤解のないようにお伝えしますが、
決してところてんが体に悪いというのではないですよ。

私の場合は、ところてんばかりを大量に食べすぎて、
他のものをろくに食べず、痩せるための知識が乏しくかったことが原因。

ダイエットで痩せるためにはカロリーが高いか低いかより、
体に必要な栄養素を十分に摂って、不要なものを減らす努力が大切です。

カロリー制限ダイエットについては、
別の記事でも詳しくまとめていますので、そちらもあわせてご覧ください。

>>>糖質制限とカロリー制限の違い|どっちが痩せる?

単品ダイエットは短期間なら大丈夫?

短期間で痩せるという口コミの多い、単品ダイエット。

デレビやインターネット上でも、日々どんどん新しいものが登場して、
私はちょっと唖然とするくらいです。

そんな、私も過去には新しいものが出るたび、
性懲りもなくチャレンジしていたんですけどね(^_^;)

でも、そのくらいダイエット市場は大きくて、
ダイエットに悩む人は増えるのに減らないということなんでしょうね。

過去に単品ダイエットで痛い目を見た私は、
本当に体を壊すことにもなりかねないと身を持って感じたので、
今は、そんな情報に踊らせれませんが(•̀.̫•́)キリ✧

なので、一時的にブームになる『〇〇〇ダイエット』というのも、
私は短期間であってもあまりおすすめできません。

その証拠に、単品ダイエットって一過性のブームで、
メディアがあおるので爆発的に流行りますが、
結局ず~っと長く残ってるものってほとんどないはず。

広告塔をしていた芸能人や有名人の方も、
気がつくとほとんどの人がリバウンドしていたり(^_^;)

私のようにダイエットの落とし穴にはまりがちな人でも、
必要な栄養を必要な分だけ食べて体が満たされていくと、
食べ物に執着しなくなっていく
ので不思議です。

食べる量を減らすより何を食べるか

痩せるためには単純に食べる量を減らして、
トータルのカロリーさえ抑えればいいのでは?

カロリーの多い少ないでダイエットを考えている人は、
このように考えるのが一般的。

確かに、その考え方が間違っているわけではないのですが、
あくまでも机上論で、人間の体はそんな単純なものでもないんです(^_^;)

例えば、同じ100kcalでも牛肉100kcalとご飯100kcalと
オリーブオイル100kcalでは、同じ100kcalなのに
その食材が持っている栄養素って全く違っていますよね。

つまり、食品のカロリー量だけを気にするのではなく、
その食品が持つ栄養素まで考えないとダイエットはうまくいかない
んです。

もし、仮にカロリーだけを減らして減量達成できたとしても、
いつの日かリバウンドすることも・・・。

それに、ダイエット中にカロリーばかりを気にして、
体に必要な栄養素を考慮しない食事を続けていると、
人間の体って少しづつおかしくなっていくんです・・・。

これは、過去に過酷なダイエットで摂食障害になり、
心身ともに病んでしまった私がすでに経験済み。

ダイエットでは、むしろしっかり必要な栄養素を食べて(補給して)、
これまでの生活習慣を改めつつ、食の好みも変化させられるように、
長期戦でダイエットに挑む方が、結局のところ近道になります。

もちろん、しっかり食べるといっても欲望にまかせて
食べたいものを食べたいだけ食べていたら太るだけ。

人間が太る仕組みが知りたい方は、コチラの記事も参考にどうぞm(_ _)m

>>>太る仕組みを詳しく解説

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ホメオスタシスとセットポイント

太るのは簡単だけど痩せるのは難しいってこと、
ダイエットを実践したことがある人なら、誰でも経験済みですよね。

でも、それは単純にあなたの意思が弱いとか、
痩せる努力が足りないという理由だけでもないんです。

停滞期はホメオスタシス効果

人間には、摂取カロリーが急激に減ると、
生命の危機を回避しようとする機能が備わっています。

本来は生命維持に大切なこの機能も、
ダイエットが必要な人にとってはちょっと考えもの(´ε`;)

これは摂取カロリーや体重減少だけではなく、
身体の性質に由来していて、『ホメオスタシス効果』ともいわれます。

ニュースなどで見かけたことがあるかもしれませんが、
遭難した人がわずかな食料で何日も生き抜いたという話は、
このホメオスタシス効果を人間が発揮したおかげ。

そして、ダイエットしていると必ずやってくる停滞期もこの現象のひとつ。

とくに、1ヶ月に5キロ以上体重が減る状態になると、
ホメオスタシス効果の働きが最大限に発揮されるんだとか!

停滞期に入ったら、食事量を少しだけ多くして、
ホメオスタシス効果を薄れさせることもダイエットのポイント。

ここで、諦めると最悪のリバウンドが待っているだけなので、
停滞期を感じたら『ここからが勝負!』といった気持ちで、
前向きに取り組んだほうがベターです^^

つまり、人間が痩せにくいのは自然の摂理で、
仕方がないことでもあるんですね。

セットポイントとは?

我慢しても痩せないとか、むしろ太る気がするのは、
自然に食欲を減らすセットポイントが、正常に機能してないからかも。

セットポイントとは、
もともと人間の体に備わっている一定の体重を保つ仕組みのこと。

人間は満腹ホルモンを分泌することで、
空腹感と代謝とのバランスを取りながら、食事量を自動的に調節できるんです。

なので、本来は何もしなくても体重を維持することができて、
太ったりしないというのがセットポイント理論。

だから、無理に摂取カロリーを減らそうとしなくても、
理論上は太ることがないはずなのです。

現代人はセットポイントが乱れている?

では、なぜ人間はこれほどまで肥満に悩み、
痩せることがうまくできずに悩んでいるのでしょうか?

これを人間の祖先の原始人の生活から考えてみると、
興味深いことが見えてきます。

原始的な暮らしをしていた頃は、食事制限はもちろん、
低カロリー食材を食べようなんて発想はありませんし、
それどころかカロリーのかの字も考えていなかったはず。

それでも、太った人がいなかったのは、
セットポイント理論による体重維持がきちんとできていたから。

現代人は原始時代とは程遠い食生活になってしまったせいで、
セットポイントが乱れて太るようになったのかもしれません。

なので、痩せたい人は正常なセットポイントを取り戻す必要があります。

では、体重のセットポイントがどのように決められているのかですが、
これまでの人生で最も長く維持された体重の可能性が高いといわれているんですね。

セットポイントが高めに設定されている人は、
そこをリセットすることも心がける必要があるので、
大幅な体重減少は避けて、じっくりダイエットに取り組むこと。

以前に流行したインターバルダイエットなども効果的で、
体重を1ヶ月間で少し減らして、1ヶ月間維持。

これをひたすら目標体重まで繰り返すだけですが、
体重が定着されやすいので、リバウンドのリスクが減り、
セットポイントが下がりやすいとも考えられていますよ。

継続は力なりに勝るものなし

ダイエットの成功のカギは、とにかく諦めないこと。

本当にコツコツとかめの歩みでもいいので、
諦めずに粘り強く続けることに勝るものはなくて、
日々の積み重ねの大切さは、この歳になってますます身に沁みますね。

なので、私がダイエットで一番良くないと感じるのは、
あとでまとめて帳尻を合わせようと行動すること。

具体的には、1週間のうち5日は好きなように食べても、
2日絶食すればトータルの摂取カロリーは抑えられるよね!

そんな極端な考え方( ´Д`)

こんな考え方をしていた人は、
今日から改めて1日を大切に過ごす意識をしてみて下さいね。

もし、仮に食べ過ぎちゃった~、なんて日があっても、
次の日を絶食するなんて極端な考え方はもうやめましょう。

食べ過ぎたその1日は、さっぱり忘れて気持ちを切り替えるか、
3日くらいかけてでちょっとだけ調整しとこうとか、
その程度で留めるほうが無難。

ダイエットに限らず、完璧主義的な思考に縛られると、
人間は心身ともに疲弊してしまい、いつか破綻してしまいます。

なので、ダイエットに近道や楽で簡単な方法なんてないと思って、
気長に長期戦で挑むのが一番なんですね。

たとえ痩せるスピードが遅くても、生活習慣や食生活を改善して、
太らない体作りをしていくことこそ、正しいダイエット。

私は自分自身の経験から、現在そのように感じています。

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この記事を書いた人
脱糖ダイエットの案内人
はとこ

はじめまして。
料理と読書とダイエットが趣味、はとこと申します(*´ェ`*)

これまで試したダイエットは数知れず。
成功とリバウンドを繰り返し、過去には-18kgを達成するも、のめり込みすぎて摂食障害に・・・。

40代で糖質制限ダイエットに出会い、アレルギー体質が改善♪

現在は痩せるよりも太らないをテーマに試行錯誤の日々を発信中です(^^)/

詳しい運営者情報はこちらからご確認いただけます。
https://dattolife.jp/shikakusyutoku/

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