スポンサーリンク

脂質でなぜ痩せる?油で太らない理由

この記事を読むのに必要な時間は約 14 分です。

脂質でダイエットを加速せよ! 痩せたい人は油脂をとろう♪

脂質で痩せるワケがないと思っている人は、
カロリーという概念に囚われすぎて損しています(T_T)

低カロリーな食事で痩せようと、食欲を我慢して、
カロリー制限食や置き換えダイエットに励んでいる人は、
もしかすると痩せるための時間をムダにしているかもしれません。

最近、人間は脂質で太ったりしないことが解明されてきて、
高カロリー=太るという概念自体が、すでに栄養学的には過去の話!

この記事では、賢く脂質を利用してスルリと痩せてしまおうという、
油で太らない理由についてお話しています^^

スポンサーリンク
スポンサーリンク

脂質で痩せることは可能か?

脂質で痩せられるのか?という疑問について、結論からお話すると、
良質な脂質を摂った方が早く痩せるというのが、私の見解です。

ですが、油脂であれば何でもいいというわけではなく、
積極的に摂取したい脂質と避けたい脂質があるので要注意!

とくに避けたいのは、トランス脂肪酸と呼ばれている脂質で、
農林水産省のHPにも詳しい記載があります。

>>>すぐにわかるトランス脂肪酸

そのあたりも、後ほど解説していきますね♪

最先端の理論

もし、いまだに脂質はカロリーが高くて太ると思われているのなら、
それは完全に時代遅れな考え方。

良い脂質であれば、程度に摂ることで痩せやすくなる場合も!

それに、脂質をたくさん摂ったとしても、
体内に入った脂質がすぐに体脂肪として、体内で蓄えられるわけではありません。

ある程度、糖質制限の知識をお持ちで、太るメカニズムを知っていれば、
太る原因が脂質ではなく、糖質にあることはご理解いただけるはずです。

ただ、脂質は長い間ダイエットの敵と思われてきたので、
急に「実は味方だったんだよね。」と言われても、
すぐに考え方を切替えられない人がいるのも当然。

ところが、脂質だけを過剰摂取しても、
使われずに余った分は、体外に排出されてしまうので、
やはり、太るのは糖質の仕業ということが考えられるのですね。

イギリスの事例

でも、2016年のイギリスの英国肥満フォーラムでは、
今までの常識であったカロリー計算や低脂肪の食事をやめて、
炭水化物の摂取を控え、痩せるために脂肪を摂るよう提言されたんです!

痩せるために脂肪を摂る方法は、
英国のデヴィッド・アンウィン医師から始まり、
メディアでも大きく取り上げられ、脂肪と炭水化物をめぐる新説として、
大論争を巻き起こしたことは有名な話。

そして、その指導に従った患者さんの多くが、
血糖値をコントロールできるようになり、
結果として痩せてダイエットに成功する人が続出!

中には、糖尿病治療の投薬が不要となった人もいたんだとか。

つまり、脂質は太るどころか体を作り、エネルギー源となり、
痩せるために必要な栄養素になっているんです。

カロリー制限で痩せた人って損してる?

実は、良い脂質であれば積極的に摂るほうが、からだは生き生きしますし、
内臓脂肪は燃焼しやすくなって、スルスル痩せていくことも多いんです。

なので、ダイエット中に脂質を全く摂らないなんて、
逆に損してるかもしれませんよ!

では、その理由について、これから説明していきますね^^

カロリー制限ダイエットの痩せ方

その前に、ここでちょっとご自身の周りを見渡してみてください。

私の周りにもダイエットに成功して、痩せた人が何人がいらっしゃいますが、
日本では、まだ減量といえばカロリー制限が基本ですよね><

多くの人は低脂肪な食事やカロリー制限をして痩せているので、
なんだかやつれて見えたり、髪の毛がパサパサしていたり、
肌ツヤが以前よりどんよりしていて、
もしかしたら健康的じゃないかも、なんて思ってしまうことも・・・。

あなたもそんな風に感じたことありませんか?

脂質はからだづくりに必要不可欠

でも、健康的に痩せたように見えないのは、
栄養学的に考えれば、仕方ないことでもあるんですね。

だって、脂質は人間にとってかなり重要で必要不可欠な栄養素!

脂質は人間の体の中で、脂肪酸に分解されて重要なエネルギー源になり、
そのほかにも血管を修復し、ホルモンや細胞膜、核膜を構成したり、
皮下脂肪として臓器を保護して寒さから守ったり、とにかく体内で大活躍!

さらに、脂質はビタミンA・D・E・Kなどの
脂溶性ビタミンの吸収促進なんかもしてくれるんですよ^^

しかも、脂質は腹持ちがよくて、
少量でお腹が空きにくいというメリットも!

ようやく、日本でも糖質制限ブームが到来したせいか、
最近では、医師も栄養士も脂質の重要性を説く人が増えてきて、
糖質を控えるように食事指導して、
生活習慣病の治療や予防に取り組む病院も徐々に増加中。

このような事実と、次にお話する私の実体験もあわせて、
脂質で痩せることは可能であるといえるはずです。

スポンサーリンク

脂質の積極的な摂取とからだの変化

そんな私も糖質制限を始めた当初は、
もちろん脂質を多く摂ることには半信半疑。

むしろ、カロリー制限ダイエットの期間が長過ぎて、
脂質にはかなり抵抗がありましたが、ここは騙されたと思って、
これまで控えていた脂質をたくさん摂るようにしたんですね。

具体的な摂取方法

私の脂質の具体的なとり方は、
コーヒーやプロテインに毎回MCTオイルやバターを入れたり、
生クリームで卵料理やクリーム煮を調理したり、
甘くないミルクティーを作って飲んだり。

さらに、おやつにチーズとナッツをモリモリ食べ、
サラダはオリーブオイルと塩でシンプルに味付け。

糖質を控えてタンパク質をしっかり食べることは大前提ですが、
こんな感じで、なるべく食事で脂質を多く摂ることを心がけました。

そうすると不思議なことに、
私の体に嬉しい変化がいくつも起こり始めたんです!

MCTオイルの効果

最初に感じた変化は、MCTオイルを摂ると
すぐに体が熱くなってじんわり汗ばむことと、
圧倒的にお腹が空きにくくなったこと。

午前中にMCTオイルのコーヒーか紅茶を飲めば、
昼もあまり空腹感がなくて少量で済ませられ、
午後から業務に追われて忙しくなったとしても、
スタミナ切れを起こすことがなくなったんです♪

何といっても、MCTオイルは脂質の中でも速攻性のあるエネルギー源

なので、体内でも蓄積されにくく、まるで着火剤のごとく、
すぐにエネルギーとして使われてしまうんですよ^^

MCTオイルのおかげで代謝も上がったのか、
あんなに寒がりだった私が、冬もあまり寒がらなくなって、
常に薄着でババシャツなしで過ごせるように(笑)

不思議に思って、試しに体温を測ると、
平熱35℃台の低体温だった私が、なんと36℃台に上昇していたんです!

そのほかの脂質の効果

ほかには、脂質をたくさん摂るようになってからは、
乾燥しがちだった肌がしっとりして、キメが整ってきた実感がありました。

そのせいか、肌にハリやツヤも出てきて血色が良くなって、
カサつきやすかった肌が自然とがなめらか肌に^^

また、悩んでいた二の腕のザラザラも、
不思議なことにすっかり消えて、いつの間にかツルツルになっていましたよ。

おまけに、下半身はセルライトのせいか、
お腹や太ももを触ると、いつも冷たくてゴワゴワ(笑)していたのに、
いつの間にか冷えた感じもなくなり、驚くほど手触りが柔らかい♪

デスクワークでなかなかとれにくかったむくみも、一晩眠ればスッキリで、
脂肪が柔らかくなって痩せやすくなったのか、体重のわりに下半身がスリムに!

髪の毛もくせ毛でパサツキがちでしたが、脂ギッシュではなく(笑)、
今ではしっとりしてまとまりやすくなり、
美容院でもいつもより状態よいといわれるように。

あとは、頭皮が乾燥しやすくて、よく痒みが出ていたのでですが、
それも以前よりだいぶ治まりました。

さらに、デスクワークの毎日でいつも腸が張ってしまい、
夕方になるとよく腹痛を起こしていたのですが、
それも、嘘みたいになくなって腸にガスが溜まる不快感も
いつの間にか感じなくなっていましたね。

野菜の摂取量は減ったのに、お通じが以前より快調なのは驚きです。

体質だからと勝手に諦めていたのですが、毎日がだんだん快適になり、
私は脂質がもたらすからだの変化に、とにかくうれしくなってしまったんです。

痩せるための脂質選び

糖質を控えて脂質を多く摂るといっても、
単純に脂質なら何でも良いわけではありません。

脂質にはいくつか種類があって、その中でも体に必要な良い脂質でなければ、
どれだけ摂っても無意味になってしまうので、痩せるための脂質選びは超重要!

MTCオイルの注意点

これから、もし脂質を積極的に摂りたいと思われたら、
私のイチオシはMTCオイル!

MCTオイルは、私にとってはもう手放せない脂質なのですが、
無味無臭でココナッツオイルよりクセがないし、
扱いやすいのも高ポイント。

ただし、はじめての人はお腹がゆるくなりやすいので、
小さじ1杯の少量からのスタートがおすすめ。

それから、加熱には不向きなので炒めものなどには使用しないこと、
プラスチック系の食器は使えない(表面が溶ける)ので、
そのあたりに注意をして、ぜひ毎日の食生活に取り入れてみてくださいね。

麻生れいみ先生の本で脂質を学ぶ

脂質の種類については、書籍やウェブサイトでも知ることができますが、
私がわかりやすいと思ったのが、
管理栄養士の麻生れいみ先生の『ケトンアダプト食事法』という本。

麻生れいみ先生がおっしゃるには、一般的に糖質を60g以下に押さえると、
ケトジェニックな状態(ケトン体をエネルギー源にする)になると言われているそうで、
質の良いオイルを摂って脂肪をガンガン燃やすのが、
ケトンアダプト食事法なんたそうです。

ちなみに、麻生れいみ先生は、糖質制限の原理があまりわかってない状態から、
ご飯を食べずに豚しゃぶ鍋ばかり食べて、
どんどん痩せっていった糖質制限ダイエットの成功者。

何と1年で自ら20kgものダイエットに成功して、管理栄養士になられたとか。

それを聞いただけでも、脂質で痩せるということに説得力を感じる本^^

内容は、女性が好みそうな話題やイラストでまとめられているので、
痩せにくくなったとか、糖質制限のヒントが欲しいと思われている
女性にとくにおすすめの1冊ですね。

種類や役割と注意点

では、選び方が重要な脂質についてですが、
説明すると長くなりますのでポイントだけお話します。

また、脂質については別ページで詳しくまとめていますので、
ぜひそちらもご覧いただければと思います。(NL)

♬油脂の種類と役割や注意点♬
【中鎖脂肪酸】
エネルギーになりやすい。体内の炎症や酸化を抑え、脂肪燃焼を促進
目安:1日大さじ1~2杯 MCTオイル(加熱NG)、ココナッツオイル(加熱OK)
【オメガ3系脂肪酸】
抗炎症作用(アンチエイジング)、動脈硬化の予防、血管の強化、アレルギー抑制、脳の活性化
目安:1日2g程度 青魚、アマニ油、えごま油、オメガ6とのバランスが大切1:1、酸化しやすい、日本人は不足しがち
【オメガ6系脂肪酸】
摂りすぎると炎症の進行、病気やアレルギーのリスクアップ、日本人は摂り過ぎなので控えたい
目安:1日10g程度 サラダ油、コーン油、紅花油、大豆油など植物油、加工食品、鶏肉の脂身
【オメガ9系脂肪酸】
体内の炎症に関与せず、血中の悪玉コレステロール減少、抗酸化作用(アンチエイジング)、
目安:特になし オリーブオイル(抗炎症作用)、菜種油、紅花油、加熱調理に向き
【トランス脂肪酸】
動脈硬化リスク、その他の病気との関連の可能性あり
目安:できるだけ避ける 加工食品全般、ショートニング、ファストスプレッド、マーガリン、マヨネーズ

できるだけ筋肉を落とさず脂肪だけをどんどん燃焼できるように、
ぜひ脂質の選び方を活用してみてくださいね。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
この記事を書いた人
脱糖ダイエットの案内人
はとこ

はじめまして。
料理と読書とダイエットが趣味、はとこと申します(*´ェ`*)

これまで試したダイエットは数知れず。
成功とリバウンドを繰り返し、過去には-18kgを達成するも、のめり込みすぎて摂食障害に・・・。

40代で糖質制限ダイエットに出会い、アレルギー体質が改善♪

現在は痩せるよりも太らないをテーマに試行錯誤の日々を発信中です(^^)/

詳しい運営者情報はこちらからご確認いただけます。
https://dattolife.jp/shikakusyutoku/

はとこをフォローする
糖質制限ダイエットのやり方と基礎知識
はとこをフォローする
~脱糖ライフ~ 糖質制限ダイエットと体質改善実践記
タイトルとURLをコピーしました