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【肥満と漢方の種類】タイプ別の診断方法と効果やおすすめを紹介♪

この記事を読むのに必要な時間は約 12 分です。

肥満の漢方はタイプ別で違う? 診断しておすすめを知る肥満でお悩みの方は、痩せるために漢方を飲んで少しでも効果を感じたいと、
そんな風に思うことがあるかもしれません。

ただ、ひとくくりに肥満といっても人それぞれタイプがあるので、
まずは、自分の肥満の状態を診断して、
自分がどんなタイプなのか知ることが大切。

また、漢方は一般的な薬と違い、効果や効能を感じるには個人差があって、
少々時間が必要になるという話も多いもの。

この記事では、市販されている肥満の漢方について、
種類や効果やおすすめなど、私が調べたことをまとめています。

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肥満の定義とは?

厚生労働省のe-ヘルスネットによると、
成人の肥満の定義と子どもの肥満の定義が明記されていました。

『肥満』とは、単純に体重が多いというだけでなく、
体脂肪が過剰に蓄積した状態で、生活習慣病などの多くの疾患のもとになるもの。

成人の肥満度を判定するためには、国際的な標準指標のBMIを使いますが、
子ども(6-18歳)の場合は、BMIを利用できないので、
肥満の判定には肥満度という指標が利用されています。

成人の肥満度の計算

日本のBMIの値の標準は、22.0が理想的とされています。

BMI(Body Mass Index)=[体重(kg)]÷[身長(m)2]

一般的に肥満と定義されているのは、
脂肪組織に脂肪が過剰に蓄積した状態で、体格指数(BMI)25以上の場合。

また、BMI≥35.0になると高度肥満と定義されています。

子どもの肥満度の計算

子ども(6-18歳)の場合は、BMIは用いられません。

肥満度(%)= 100 × (現在の体重‐標準体重)

なお、ここでの標準体重とは、

文部科学省の学校保健統計調査報告書(2000年)によるデータに基づいた数値とのこと。

子どもの肥満の定義は、肥満度が+20%以上で、
かつ体脂肪率が有意に増加した状態にある場合。

ここでの有意な体脂肪率の増加とは、男児が年齢を問わず25%以上、
女児は11歳未満は30%以上、11歳以上で35%以上の場合を指すそうです。

一般的な肥満の種類やタイプを診断

肥満には、脂肪の付き方によってそれぞれ特徴があり、
脂肪の付き方でタイプや種類を区分して考えられています。

わかりやすい例といえば、下記になります。

男性に多い内臓脂肪型

内臓脂肪型の肥満は、読んで字の如く、内蔵周りに脂肪が蓄積する肥満のこと。

いわゆる胃のあたりからぽっこりたぬきさんみたいにお腹が出ている状態(^_^;)

内臓脂肪が多い人は、体型の見た目から『リンゴ型肥満』とも呼ばれていますね。

こちらは、生活習慣病のリスクが高くなるといわれているタイプの肥満なので、
健康のために痩せなければと考えている人も多いと思います。

女性に多い皮下脂肪型

皮下脂肪型の肥満は、男性よりも女性の方が蓄積されやすい皮下脂肪が多い状態で、
具体的には、下腹や太ももとお尻など、下半身に脂肪がついてしまう肥満のこと。

どちらかというと、内臓脂肪型より生活習慣病のリスクは低いのですが、
見た目からして明らかにスタイルが悪く見えて、ファッションも楽しめず、
多くの女性を悩ませることになっていますよね。

皮下脂肪は、皮膚の下にあり皮下組織(体の表面に近い場所)につく脂肪で、
見た目に現れやすく、触ればわかる脂肪や指でつまめる脂肪になるので、
心当たりの多い女性も多いのではないでしょうか。

皮下脂肪が多い人は、体型の見た目から『洋ナシ型肥満』とも呼ばれています。

とにかく痩せにくいので、ダイエットの悩みのタネになりやすいんです。

漢方とは?

漢方は、中国が起源で日本で独自に発展した伝統医学(漢方医学)で使われるくすりのこと。

主に自然界に存在する植物や動物、鉱物などの薬効となる部分を利用し、
2つ以上を組み合わせて作られる生薬のことです。

もともと、漢方と呼ばれるようになったのは、
江戸時代にオランダから伝わってきた医学を蘭方と呼び始めたことが始まり。

現在、病院で通常処方されるのは西洋薬で、
人工的に化学合成されたひとつの物質であることがほとんど。

なので、ひとつの疾患やひとつの症状に対しての強い薬理作用があるんですね。

一方、漢方は天然の生薬を使用しており、原則2種類以上の生薬で構成されているので、
より多くの成分を含んでいるといわれています。

漢方による肥満のタイプを診断

漢方で分けられている肥満のタイプは、
先ほど説明した内臓脂肪型や皮下脂肪型の肥満とは違い、
漢方独自の考え方や特徴によって4つに分類されています。

気太り:肝胃不和(かんいふわ)タイプ

気太りの人は、ストレスで太りやすく、
がっちりたくましい固太りタイプの人も多いんだとか。

漢方では、ストレスが溜まると気の流れが滞り、
新陳代謝が鈍って、太りやすくなると考えられています。

当てはまる症状は、脂肪が固く張っている、ストレスが多い、
イライラしやすい、食欲が旺盛またはやけ食いドカ食い傾向、便秘がちな人。

こんな症状のある場合は、気太りの肝胃不和(かんいふわ)タイプかも。

実は、私も体質チェックをしてみると気太りに該当していて、
筋肉量も多いがっちり体型でストレスも溜まりやすくて、
いろいろと心当たりはあります(^_^;)

気太りタイプさんには、大柴胡湯(だいさいことう)という
漢方をすすめられることが多いですね。

ストレスを溜めないような生活も心がけたいところです。

水太り:衛気不固(えいきふこ)タイプ

ぽっちゃり色白の水太りタイプ の人は、日本人の女性に一番多いタイプ。

ぽっちゃり色白の人や全体的にぶよぶよしてると感じる人は、
水太りの衛気不固(えいきふこ)タイプかもしれません。

当てはまる症状は、汗をかきやすい、胃腸が弱い、軟便・下痢気味 、
中には太っているわりに食が細い人もいるそうです。

水太りタイプは、防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)という漢方で、
からだの中の余分な水分を促すようにすることが多いですね。

血太り:表寒・裏実熱(ひょうかん・りじつねつ)タイプ

血太りの人は、血の巡りが悪くて、
老廃物が排出されづらく、太りやすくなっているとのこと。

おなかが気になる脂肪太りタイプの人も多く、
血液の数値にも気を配る必要があるかもしれません。

当てはまる症状としては、冷えやのぼせがある、中性脂肪が多い、
運動不足、腹部に脂肪が多い、顔色が浅黒いなど。

血太りの人タイプは、防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)という
漢方をすすめられることが多いですね。

防風通聖散は、肥満症の人にはわりとポピュラーな漢方なので、
ご存知の人も多いかもしれません。

18種類の漢方が配合されていて、市販もされていますが、
体力があり腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちな人向けになります。

混合太り

2つ以上のタイプに当てはまる人や、どれにも当てはまらない人。

そういうタイプの人も実は多いようなので、
あくまでも情報は参考にされて、
漢方の処方は、漢方の専門家にお願いしたほうがいいでしょう。

ご自身で、肥満のタイプを診断されたい場合は、
こちらのHPが参考になりましたよ♪

肥満タイプ体質チェック

漢方薬局でカウンセリングして実際に飲んだ感想

私は10年ほど前に、実家で有名なの漢方薬局に通っていたことがあります。

なぜ漢方薬局でカウンセリングを受けていたかというと、
肥満の診断や症状に悩んでいたのではなく、
顔中にできたニキビにほとほと困っていたから。

肥満の症状ではなく申し訳ないのですが、
漢方薬局についてイメージが伝わればいいなと思って、
私の体験談も書かせていただきますね。

私は、本来はあまりニキビができる肌質ではないのですが、
ストレスが溜まって食生活が乱れると顔中にニキビができるようです。

20歳のときと32歳頃に2回も、
顔中がニキビだらけになり困ってしまって・・・。

それで、地域で有名な皮膚科に5つ以上通ってみましたが、
どうにもならず、最後に漢方薬局を頼ったわけなんですね。

漢方薬局では、症状を細かく聞かれ、食事のアドバイスや
洗顔の仕方などのスキンケアの指導もありました。

2週間に1回、1ヶ月に1回通うのが3ヶ月、半年は続きましたが、
残念ながらあまり症状に変化はありませんでした。

漢方というと、粉薬のイメージかもしれませんが、
味はとにかくまずいというより苦いです・・・。

また、私は生薬のほかにハトムギの粒を(白米みたいな感じ)茹でて、
1日3回飲むことも実践していましたよ。

親身になってくださいましたが、ニキビはどうにもならず、
糖質制限で炭水化物をやめたら、あっという間になくなりました。

砂糖が肌に良くないのはわかっていましたが、
糖質をやめてすぐにニキビがなくなったので、
なんとなく拍子抜けしたのを覚えています。

もし、肥満で漢方を飲まれるという方は、
かなり時間がかかるものと覚悟も必要だと思います。

肥満と漢方の種類についてのまとめ

肥満で悩んでいるという方は、ご自身がどの程度、どんな状態の肥満であるのか、
詳しく知っておく必要があります。

また、漢方をたよりにする前に、できる限りご自身で努力できることは
改善しておくことも大切ですよね。

肥満になってしまうには、体質や遺伝ももちろんありますが、
多くは生活習慣が原因。

食べ過ぎやドカ食いとやけ食いの傾向がある方は、過食に気をつけたいですし、
筋肉量の低下による基礎代謝の低下、つまり運動不足を感じている人は、
日常的に体を動かす努力も必要。

他力本願だけで痩せたとしても、生活習慣を改善できてなければ、
リバウンドのリスクも上がるだけです。

残念ながら、ダイエットとは地道なことの積み重ねのみが、
本当の近道なのだと思います。

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この記事を書いた人
脱糖ダイエットの案内人
はとこ

はじめまして。
料理と読書とダイエットが趣味、はとこと申します(*´ェ`*)

これまで試したダイエットは数知れず。
成功とリバウンドを繰り返し、過去には-18kgを達成するも、のめり込みすぎて摂食障害に・・・。

40代で糖質制限ダイエットに出会い、アレルギー体質が改善♪

現在は痩せるよりも太らないをテーマに試行錯誤の日々を発信中です(^^)/

詳しい運営者情報はこちらからご確認いただけます。
https://dattolife.jp/shikakusyutoku/

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